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AIで架空動物を作ってみた|設定からnote記事化までの手順(Paratus evolvere編)

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AIで架空動物を作ってみた|設定からnote記事化までの手順(Paratus evolvere編)

AIを使えば文章や画像は作れるものの、「実際にどんなものが作れるのか?」で悩むことは多いのではないでしょうか。

そこで今回は、AIを使って架空動物を一から作り、その過程をWordPressの記事にすることに挑戦してみました。コンセプト設計から設定づくり、生態の整理、記事構成まで、すべてAIと一緒に進めています。

この取り組みを行った理由は、AIの使い方をアウトプットするため、ポートフォリオとして形に残すため、そして創作が好きだからの3つです。

この記事では、架空動物「Paratus evolvere(パラトゥス・エヴォルヴェレ)」を例に、設定からnote記事化までの具体的な流れを紹介していきます。

※AIで作成した架空動物の記事はnoteで公開しています。

https://note.com/yuu_20241103/n/na241c8b3d5c9

|架空動物を作るコンセプトを決める

なぜ架空動物にしたのか?

もともと私は、恐竜や古代生物が好きで、

「もしこんな生き物がいたらどうだろう」と空想することがよくありました。

生態や進化、体の構造を考えるのは楽しかったのですが、イラストを描くのが苦手で、頭の中のイメージを形にできないというもどかしさもありました。

そんな中でAIが登場し、文章でイメージを伝えれば、ビジュアルとして形にしてもらえることを知りました。

「これなら、これまで頭の中にしかなかった架空の生き物を、実際のコンテンツとして表現できるのでは」と感じたのが、このシリーズを始めたきっかけです。

AIを使うことで、空想で終わっていたアイデアを可視化し、

設定を整理し、記事としてまとめるところまで一気に進められる。

この流れそのものをアウトプットしたいと思い、架空動物というテーマを選びました。

「AIに最初に投げたプロンプト例」

架空動物の設定を作るにあたって、最初から細かく作り込みすぎることはせず、核となる条件だけを箇条書きでAIに伝えました。

意識したのは、「生息環境・時代・特徴・進化の方向性」を最低限押さえることです。

実際にAIへ投げたプロンプトは、以下のような内容です。

  • 水中に住んでいる
  • 白亜紀に絶滅している
  • 鋭い歯を持つ
  • 体長は約3m
  • 魚類の祖先にあたる存在
  • 他の水棲生物を捕食する
  • 頑丈な顎を持ち、アンモナイトなど硬い殻も砕く
  • ヒレが手足へ進化する途中段階の生物

この段階では、名前や細かい設定までは決めていません。

あえて情報を絞ることで、AI側からどんな解釈や発想が返ってくるのかを見ることを重視しました。

結果として、ここで出てきたアイデアを土台にしながら、

設定を肉付けし、ビジュアルを作成し、最終的にnoteの記事へと展開しています。

補足(書き手視点)

  • 最初は「条件整理」くらいでOK
  • 世界観は後からいくらでも足せる
  • プロンプトは長さより方向性が大事

|AIを使って設定・生態を作成する

AIが出してきた設定を整理し、名称を決めた流れ

AIから返ってきた設定案は、そのまま使うのではなく、「この生物はどんな存在なのか」を軸に取捨選択しました。

特に重視したのは、「進化の途中にいる生物」という立ち位置です。

今回の架空動物は、ヒレが手足へと進化しつつあり、水中生活を主としながらも、将来的に陸へ上がる準備が整っている存在として設定しています。

この点は、現実世界においても、生物が海から陸へと進出してきた進化の流れを参考にしています。

名称についても、このコンセプトを強く反映させたいと考えました。

そこでAIに対して、「進化の準備ができたもの」という意味を持つ言葉を、ラテン語風の学名として表現してほしいと依頼しました。

その結果生まれたのが、

Paratus evolvere(パラトゥス・エヴォルヴェレ)

という名称です。

  • Paratus:準備ができている
  • Evolvere:進化する、発展する

直訳すると、**「進化する準備が整ったもの」**という意味になります。

水中から陸へと向かう進化の分岐点に立つ生物であることを、名前そのものに込めました。

このように、設定や名称に明確な意味を持たせることで、

架空の生物であっても、現実の進化史と地続きの存在として表現できるようになります。

設定と名前をもとに、姿と生態図を作成する

基本的な設定と名称が決まったことで、次は姿や生態をビジュアルとして可視化する段階に進みました。

名前や立ち位置が曖昧なままだとイメージもぶれやすいのですが、今回は「進化の準備が整った生物」という軸がはっきりしていたため、方向性は比較的スムーズに定まりました。

ただし、一度の生成でイメージ通りのイラストや生態図が完成することはほとんどありません。

実際には、生成された画像を見ながら「ここは違う」「この部分はもっと強調したい」と考え、プロンプトを修正しながら何度も試行錯誤しています。

姿の作成では、魚類としての特徴を残しつつ、ヒレが手足へ進化し始めている途中段階であることが伝わるよう意識しました。

完全な陸上生物にはせず、水中生活が主でありながら、将来的に陸へ上がる可能性を感じさせる体つきになるよう調整しています。

生態図についても、単に見た目がかっこいいだけでなく、

「どこで生き、何を食べ、どのように行動するのか」が視覚的に伝わることを重視しました。

捕食対象や顎の構造、体のバランスなどを、文章で作った設定と照らし合わせながら、違和感が出ないようにプロンプトを微調整しています。

こうした工程を繰り返すことで、文章だけだった架空動物が、徐々に“存在感のある生物”として形になっていきました。

この試行錯誤こそが、AIを使った創作の面白さだと感じています。

AIにて作成した生態図1

画像から設定を見直す「逆フィードバック」

姿や生態図を何度も生成していく中で、文章で考えていた設定を画像側から見直す場面が何度もありました。

AI創作では、「設定 → 画像」だけで終わらせず、「画像 → 設定」へ戻る逆フィードバックがとても重要だと感じています。

今回の架空動物では、ヒレが手足へと進化しつつある姿を強調していたため、

生成されたビジュアルを見ると、一般的な魚類と比べて泳ぎが得意そうに見えないという印象を受けました。

そこで設定を見直し、

  • 推進力の高い泳ぎは苦手
  • 短距離の移動や海底付近での行動が中心
  • 強力な顎で獲物を噛み砕く捕食スタイル

といった方向へ生態を調整しています。

さらに、この特徴は絶滅の理由にもつながりました。

ヒレが手足へと進化する途中段階であったため、

  • 水中では機動力が下がる
  • 環境変化や競争に弱くなる

といった弱点を抱えやすく、結果として白亜紀に絶滅した可能性が高い生物という設定にしています。

このように、画像を見て違和感を覚えた点を設定へ反映させることで、

架空の生物であっても、より現実の進化史に近い説得力を持たせることができました。

AI創作では、文章と画像を行き来しながら調整する工程そのものが重要であり、

この逆フィードバックの繰り返しが、世界観を深める大きな要素になっています。

AIにて作成した生態図2

絶滅理由を掘り下げる

Paratus evolvere(パラトゥス・エヴォルヴェレ)の絶滅理由は、

単一の要因ではなく、進化の途中段階にあったことによる複合的な弱点が重なった結果だと考えています。

まず大きな要因となったのが、移動能力の中途半端さです。

ヒレが手足へと進化し始めていたことで、水中での推進力は純粋な魚類よりも劣っていました。

一方で、陸上で安定して行動できるほどの四肢もまだ獲得できておらず、

水中・陸上のどちらにおいても高い機動力を発揮できない状態にあったと考えられます。

次に影響したのが、捕食スタイルとの相性です。

Paratus evolvereは、強力な顎でアンモナイトなどの硬い殻を砕くことができる一方、

獲物に素早く接近する能力には限界がありました。

環境の変化によって、より素早く泳げる捕食者や、効率よく獲物を得られる競合種が増えると、

徐々に不利な立場に追い込まれていった可能性があります。

さらに、白亜紀後期の環境変動も無視できません。

海洋環境の変化や生態系の入れ替わりにより、

生息域の縮小や餌資源の減少が起きた場合、

機動力に制約のあるParatus evolvereは柔軟に対応できなかったと考えられます。

これらの要因が重なった結果、

「水中では遅く、陸にも適応しきれない」という進化の狭間に取り残され、

最終的に絶滅へと向かった、という設定にしました。

このように、進化の過程そのものが弱点になってしまうケースを描くことで、

架空の生物でありながら、現実の進化史とも共通点のある絶滅理由を表現しています。

生態図をAIで動画にしてみた

姿や生態図が完成したあと、次に試したのがAIを使った動画化です。

静止画の時点でも十分にイメージは伝わりますが、動きを加えることで、架空動物が実際に存在していそうな雰囲気が一気に強まると感じました。

特にParatus evolvereは、水中を主な生活の場とする生物です。

泳ぎ方や体の揺れ方、手足へ進化しつつあるヒレの動きが加わることで、

「生き物としての説得力」が格段に増しました。

ただし、動画生成も一度でうまくいくことはほとんどありません。

不自然な動きになったり、生態設定と合わない挙動になることも多く、

自然な動きに近づけるために、プロンプトを何度も変更しながら試行錯誤しています。

例えば、

  • 泳ぎが得意ではない設定を反映する
  • 推進力は弱めで、ゆったりと移動する
  • 海底付近を這うように進む動き

といった点を意識し、文章で設定した内容と動画の動きが食い違わないよう調整しました。

こうして完成した動画は、単なる演出ではなく、

**生態設定を補強する「動く資料」**として機能しています。

静止画と動画を組み合わせることで、架空動物の世界観をより立体的に表現できました。

AIに画像から動画を作成してもらった。

まとめ

今回は、AIを使って架空動物を作り、設定からWordPressの記事として公開するまでの流れを紹介しました。

アイデア出しから始まり、設定づくり、命名、姿や生態図の作成、さらには動画化まで、すべてAIと対話しながら進めています。

この取り組みを通して感じたのは、AIは「一発で完成させる道具」ではなく、

考えながら試行錯誤するプロセスそのものを支えてくれる存在だということです。

プロンプトを調整し、画像や動画を見て設定を見直し、また言葉に戻す。

この往復が、架空の生物にリアリティを与えてくれました。

また、こうして作った成果物は、単なる創作にとどまらず、

AIの活用方法を示すアウトプットであり、

ポートフォリオとしても活用できるコンテンツになります。

WordPressを使えば、文章・画像・動画をまとめて公開できる点も大きなメリットです。

AIを使った創作は、特別なスキルがなくても始められます。

空想することが好きな人、何か形に残るアウトプットを作りたい人にとって、

架空動物というテーマは相性の良い題材だと感じました。

今後は、別の架空動物や、進化の別ルート、生態環境の違いなどにも挑戦していく予定です。

AI×創作×WordPressという組み合わせが、これから何かを作りたい人のヒントになれば嬉しいです。

ゆう

AIを使って、文章・Webページ・画像や動画を作っています。 食品工場で20年働いた経験をいかし、 お金やITのむずかしいことを“やさしく分かりやすく”紹介しています。 お仕事のご相談は → yu-nagatomo@outlook.jp

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